韓国で急病になったら、救急外来の受診方法と費用の目安
海外旅行中に一番困るのが、突然の発熱やケガです。慣れない土地で言葉も通じにくいと、どこに連絡すればいいのか分からず不安になります。韓国では緊急連絡先と外国人向けの医療サポートが整っており、番号さえ覚えておけば落ち着いて動けます。韓国観光公社の日本語サイトなどの公式情報をもとに、旅行者が知っておきたい受診の流れと費用の目安を整理しました。
韓国で急に体調を崩したら、まず何番に電話する?
命に関わる緊急事態なら il-il-gu (119) です。救急車の出動と消防が同じ番号で、24時間つながります。すぐに病院へ行くほどではないが症状を相談したいときは、救急医療相談の il-sam-sam-gu (1339)、言葉が不安なときは観光通訳案内電話 il-sam-sam-gong (1330) が日本語で対応してくれます。
覚えておきたい番号は次の通りです。
- 119: 救急車・火災。生命の危険があるとき。「119 ambulance Korea」で調べても出てくる公的サービスです。
- 1339: 救急医療相談。夜間や休日に開いている病院を教えてもらえます。
- 1330: 韓国観光公社の24時間ホットライン。日本語で医療機関の案内や通訳をしてくれます。
- 112: 警察(盗難・事故のとき)。
韓国観光公社は「1330は年中無休24時間、日本語を含む多言語で、観光中のトラブルや医療機関のご案内に対応します」と案内しています。
迷ったらまず1330に電話し、日本語でつないでもらうのが旅行者にとって一番安全です。
119 の救急車は無料? どう呼べばいい?
直接お答えすると、消防庁 (National Fire Agency) が運営する119の救急車は原則無料です。搬送費用は請求されません。ただし到着後の診察・治療費は別で、病院で自己負担になります。
呼ぶときのポイントは3つです。
- 119にかけ、「Japanese, please」または「日本語」と伝えると、三者通話で通訳が入ります。
- 現在地(建物名、地下鉄駅名、目立つ看板)と症状を伝えます。
- 意識・呼吸の有無など、命に関わる情報を先に伝えます。
注意したいのは、街なかで見かける民間救急車(有料)と、119の公的救急車は別物という点です。ホテルや観光地で「救急車を呼びますか」と言われたら、公的な119かどうかを確認しましょう。救急医療の全体像は救急医療ポータル E-Genで、近くの救急指定病院を地図から探せます。
保険なしで救急外来を受診すると費用はいくら?
結論から言うと、旅行者は韓国の健康保険に加入していないため、救急外来は全額自己負担です。「Korea hospital without insurance」「tourist emergency room cost」で不安に感じる方が多いのはこのためです。
費用の目安は次のように考えてください。
- 救急外来の診察料: 数万ウォンから。夜間・休日は救急医療管理料などが加算されます。
- 検査・処置: レントゲン、血液検査、点滴などが加わると数十万ウォン以上になることもあります。
- 入院・手術: 内容によっては100万ウォンを超える場合もあります。
韓国の医療費体系は健康保険審査評価院 (HIRA)や保健福祉部が管理していますが、保険適用は加入者向けの制度です。旅行者は非加入者として計算されるため、日本の3割負担のような割引はありません。だからこそ、出発前の海外旅行保険が実質的な備えになります。受診後に保険を請求できるよう、診療明細書(진료비 영수증)と診断書は必ず受け取っておきましょう。外務省も海外安全ホームページで、渡航前の保険加入を繰り返し呼びかけています。
日本語や英語が通じる病院はどこにある?
直接お答えすると、ソウルの大学病院には国際診療センター(gukje-jinryo-senteo)があり、英語や日本語での対応が受けられます。「English speaking doctor Seoul」で探す方に多いのが、この国際診療部門です。
代表的な選択肢は次の通りです。
- 大学病院の国際診療センター: 延世大学のセブランス病院やサムスンソウル病院などに、外国人専用の窓口があります。通訳や海外保険の書類対応に慣れています。
- 梨泰院エリアの外国人向けクリニック: 「international clinic Itaewon」で知られる地域で、外国人居住者が多く、英語対応のクリニックが集まっています。軽症ならこちらが便利です。
- Seoul Global Center: ソウル市の外国人支援窓口や自治体の相談所で、通訳付きの医療案内を受けられます。
言葉に不安がある場合は、受診前に1330で通訳を手配してもらうか、電話通訳サービスの BBB Korea を利用すると安心です。持病の薬を服用している方は、成分名を英語でメモしておくと医師に伝わりやすくなります。
受診当日の流れと準備しておくもの
韓国の医療機関を初めて利用するときの一般的な流れはこうです。
- 受付: パスポートを提示します。外国人登録がない旅行者は、氏名と生年月日で登録されます。
- 問診・診察: 症状を伝えます。日本語メモや翻訳アプリが役立ちます。
- 会計: その場で全額を支払います。カード払いが可能な病院がほとんどです。
- 薬局 (yakguk): 処方箋を受け取り、病院外の薬局で薬を受け取ります。韓国は医薬分業のため、薬は薬局で購入します。
持っておくと安心なものは、パスポート、海外旅行保険の証券番号、常用薬のリスト、クレジットカードです。なお、日本から持ち込む薬には数量制限があるため、事前に日本の税関で条件を確認しておきましょう。感染症の流行情報が必要なときは疾病管理庁 (KDCA)も参考になります。
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まとめ、覚えておきたい番号と費用
最後に要点を数字で振り返ります。
- 緊急番号は119(救急車・原則無料)、症状相談は1339、日本語サポートは1330。
- 119の救急車は搬送無料ですが、その後の診察・治療費は自己負担です。
- 旅行者は保険非加入のため救急外来は全額自己負担で、診察は数万ウォン、検査や処置が加わると数十万ウォン以上になることもあります。
- 英語や日本語は大学病院の国際診療センターや梨泰院のクリニックで通じます。
- 出発前の海外旅行保険と、診療明細書・診断書の保管が、帰国後の請求を左右します。
番号を控え、保険に入っておけば、韓国での急な体調不良も落ち着いて対処できます。安心して旅を続けてください。
자주 묻는 질문
Q韓国で救急車を呼ぶと料金はかかりますか?
消防庁が運営する119の救急車は原則無料で、搬送費用は請求されません。ただし到着後の病院での診察・治療費は別途、自己負担になります。街で見かける民間の有料救急車とは別なので、公的な119を呼ぶようにしてください。
Q日本語で相談できる緊急連絡先はありますか?
韓国観光公社の観光通訳案内電話1330が、24時間・日本語で対応しています。医療機関の案内や通訳をお願いできます。救急医療の相談は1339でも受けられ、命に関わる緊急時は119に電話し「日本語」と伝えると通訳が入ります。
Q海外旅行保険なしで救急外来にかかると、どのくらい費用がかかりますか?
旅行者は健康保険に加入していないため全額自己負担です。救急外来の診察だけで数万ウォン、検査や処置、入院が加わると数十万ウォン以上になることもあります。帰国後に保険請求できるよう、診療明細書と診断書を必ず受け取っておきましょう。
Qソウルで英語や日本語が通じる病院はどこですか?
延世大学のセブランス病院やサムスンソウル病院などの国際診療センターで、英語や日本語の対応が受けられます。軽症なら外国人が多い梨泰院エリアのクリニックも便利です。不安なときは1330で事前に通訳を手配してもらえます。
Q日本の常用薬を韓国に持ち込めますか?
個人使用の範囲であれば持ち込めますが、成分や数量によって条件があります。持病の薬は英語の成分名メモを用意し、持ち込み量については日本の税関の案内を事前に確認してください。現地では医薬分業のため、処方薬は病院外の薬局で受け取ります。
출처 및 인용
- [1]
119の救急車は消防庁運営で原則無料
- [2]
救急指定病院や夜間・休日診療は救急医療ポータルで検索できる
출처: E-Gen 救急医療ポータル
- [3]
1330は24時間・多言語(日本語含む)で観光と医療案内に対応
- [4]
韓国の医療費・保険体系は健康保険審査評価院が管理
출처: HIRA 健康保険審査評価院
- [5]
渡航前の海外旅行保険加入が推奨される
출처: 外務省 海外安全ホームページ
- [6]
日本からの薬の持ち込みには数量・条件の制限がある
출처: 日本の税関